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陣内病院ブログ

ガレージ診療10日目

2016.04.28

本日は、病院外壁のチェックが入りました。

我々が最悪の崩落事故想定として一番恐れていた
病院看板のチェックです。
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看板に一番近い窓が、
医局の稗島Drの執務デスクで、
そこから目視した限りでは
いつもと変わりはなかったのですが・・・

大きな余震がこないうちに、
プロの目のチェックと必要な措置が完了してほしいところ。

どうかよろしく頼みます、職人さんっっ!!!

で、こちらは、白山通りに面した病院2Fのガラスに貼らせた
現在の病院診療のご案内。
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・・・なぜに右読みなんだ、広報班の医局事務スタッフよ(笑)

聞けば、貼付終盤になって ‘右読みに貼っている’ 
ということに気づいたらしいのですが、
他にやることが山積みの時期だったため、
「わかればいいだろ」で、そのまま強行で貼ったらしく(汗)。

他のスタッフからも
「あれ、何で右読みなんすか?明治時代じゃないんだから。
 そうとうじっくり読まないと一見して意味わかんないですよ。」
とツっこまれて、現場に確認に行ったらば、
陣内病院前の白山通りを信号待ちで止まっている車が
この張り紙をみて、一様になんだかニヤニヤしているのを目撃。

思えば、ツっこみ入れてきたスタッフも同じ顔でした。

この白山通り、いつもの通勤ラッシュに加えて、
昨今、夕方の銭湯渋滞が激しいのですが、
イライラしてるドライバーが、病院横に差し掛かって、
暇にあかせて、この張り紙をじっくり解読したあげく、
「なんで右読みなんだよっ!明治時代じゃね〜んだからっっ!」
と突っ込んで、一時でも笑ってくれるならば、
ま、それはそれで広告戦略としては「あり」かな?と(笑)。

ただ、本日の全体会議で、
病院館内での通常外来再開がGWあけの5月9日(月)から、
ということが決定いたしましたので、
今度は、きちんと一発で伝わる情報伝達を行うべく、
土曜日には告知更新、ということで貼り直ししたいと思っております。
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さて、本日も、来院された患者さんの目に触れない
ガレージ診療を支えるバックヤードの一場面をご紹介。

野外で診療するスタッフはもちろん大変なのですが、
壁材崩落のリスクや漏水のリスクと戦いつつ
館内作業に従事するスタッフも大変です。

こちらは、受付の様子。
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4回線の電話応対部隊と、
来院予定者のカルテを棚からピックアップしてガレージまで届け、
診療・処方後のカルテを持ち帰る、という伝令部隊になっています。

月末の保険請求時期となっておりますし、
本震で医事会計システムの障害が発生して回復するまで
数日入力作業ができなかった分をキャッチアップすべく
今週より、受付事務がPC入力に専念しておりますので、
こちらの部隊、
病棟・外来・検査室の即席混合チームで編成されております。

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今週より館内補修工事が始まっているため、
粉塵対策と感染症対策でマスク着用しておりますが、
活きのイイ笑顔、わかるでしょ!

受付からガレージに行く途中にあるこのデスクは、
先週まではなかったんですが、
電話対応やガレージではできない細かいチェックを担当するために
新たにできた「関所」の模様。

on the jobで出来上がっているとは思えぬ効率的なシステムに驚愕!

院長が朝礼でいつも言われる
「迅速・適切・的確に対処」の訓示の賜物デスネ(笑)

受付事務スタッフによる医事システム入力班もフル稼働中。
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普段この業務を行っている事務室が
本震後の雨の日に、天井の換気口から
排水管の水が滝のように流れてくるトラブルが発生。

そこで初めて天井上の排水管が破損していることが発覚し、
現在、排水管を途中で塞ぐ、という応急処置だけで修繕待ち、の状態のため、
念のため、医事システムの端末PCを待合室に移動して入力対応しています。

ただ、作業上、いくつかのPCは、
専用回線の都合で事務室から動かすことができず、
もしも、に備えて、
防水シートをかけまくった状態での入力を余儀なくされており。
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デスク脇のリポDが泣けるねぇ(笑)

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愛知にいる妹さん。
お姉ちゃん、頑張ってるよ!
愛知からパワーを送ってくださいねっっ!!!