「病院補修中でも診療はやる!
患者さんのインスリン、内服薬を切らさない!」
という院長方針のもと、
緊急非常措置で始めたガレージ診療も1週間が完了いたしました。
野外での診療・野外での処方など全く経験がなく、
避難訓練もここまでは想定したことがなかったため、
果たしてこれから一体どうなるのか全く予測がつきませんでした。
日々の様々な局面で生じる問題を
走りながら解決し乗り越えてきた日々でしたが、
おかげさまで、
4/18(月):190名
4/19(火):101名
4/20(水):124名
4/21(木):120名
4/22(金):126名
4/23(土):100名
という、たくさんの患者さんに来院いただき、
滞りなく3週間分のインスリン・内服薬をお渡しすることができています。
病院の方は、土曜日に水道が復旧、トイレが使えるようになり、
システムも金曜日に復旧、医療機器の動作確認も完了しました。
4月25日(月)からは、医療機器の調整・精度管理を行い、
1階〜2階の外来環境整備の最終段階に入ります。
このため、4月一杯はこのままガレージ診療の状態が続く見込みです。
雨天の日に、野外テントでお待ちいただくのは、
かなり心苦しいのですが、何卒お許しください。
しかしながら、今が4月という、
熊本では比較的過ごし易い季節であることが不幸中の幸いです。
熊本地震も、余震の発生数が観測史上最多を超える
未体験ゾーンに入ってきており、長期化も予想されます。
自宅の全壊や半壊で
避難所生活や車中泊を強いられているスタッフも多数おりますが、
今週に入って、元気な姿で職場復帰するスタッフも出てきました!!!
この笑顔がみんなのパワーになります。
5月の外来通常診療再開に向けて、
来週も頑張ってまいります!!!