入院中の治療について

入院中の治療について

入院中の治療について

入院中は、医師・医療スタッフの指示に従い、療養に専念してください。

診療について

  • 1〜2名の担当医が入院中の診察を担当し、治療方針や検査についてご説明いたします。
  • 夜間及び休日は当直医が診療にあたります。
  • 適切な診療を行うため、週に1回(火曜日の14:00〜16:00の間)、当院のすべての医師と各職種スタッフの医療チームが回診を行います。
  • 入院治療の結果、他の病院での治療が適当であると担当医が判断した場合は、適切な医療機関へご紹介いたします。
入院病室風景

看護について

  • 当院は、健康保険法に基づく15対1看護体制をとっています。
  • 病棟では看護師が終日、3交替で看護にあたっています。
  • 受け持ち看護師が、看護方針についてご説明し、退院までの生活をサポートいたします。何かご不明な点がある場合、治療や検査の説明がわかりにくい場合は、遠慮なく受持看護師にご相談ください。
  • 安全で安心な入院生活を送っていただくために、入院に際して日頃の生活の様子を伺わせていただき、転倒・転落のリスクが高い方には、あらかじめ危険度をチェックし、予防策をたてています。ご理解とご協力をお願いいたします。

検査について

  • 現在の病態を詳細に把握した上で治療方針を検討し、薬の調整を行うために必要な諸検査を行いますので、ご協力ください。
  • 病棟以外で検査や診療を行う場合には、スタッフがご案内します。
  • 検査の際は、患者間違いを防ぐため、自ら氏名を名乗っていただき確認させていただいておりますので、ご協力ください。

食事療法について

  • 当院ではすべての入院患者さんに食事療法を行います。塩分や糖質などの栄養素の量を把握した上でお薬の調整を行っていきますので、病院で出す以外に、ふりかけや漬け物類、果物やお菓子などの間食類を病室内に持ち込んだり、食べたりしないようにしてください。
  • 入院中のお食事は、おひとりおひとりの代謝能と病態にあわせてお作りしています。当院の入院食で、本来のあなたの身体に適切な量の食事がどのようなものなのかを覚えていただき、退院後の生活で、食べ過ぎや栄養不足、偏りのない食事を続けていただくための目安としてください。
  • 入院中には管理栄養士による栄養相談を行います。食事に関して知りたいこと、ご不明なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

薬物療法について

  • 入院時に、外来で処方されたお薬や他の病院で処方されたお薬、市販薬等を含め、ご持参のお薬を確認させていただいております。
  • 入院中、薬剤師がお薬の説明にうかがいます。お薬について知りたいこと、ご不明なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

運動療法について

  • 適度な運動を日々の生活習慣としていただくために、5Fフロアを運動できるスペースとして開放しています。ご自由にご利用ください。
  • 毎日、午後1時にラジオ体操を行っています。ぜひご参加ください。
  • 月1回、看護師による運動療法の教室を行っています。健康維持のため、ロコモティブシンドローム予防のため、無理なくできる運動を入院中にぜひ覚えてください。
5Fフロア風景

臨床実習

  • 当院は、熊本大学と崇城大学の薬学部の実習指定医療機関となっておりますので、回診や検査、看護などに際し、学生を立ち会わせる場合があります。次代を担う医療従事者の育成のため、ご協力いただければ幸いです。
  • 学生の立会いを望まない方については、あらかじめ担当医または担当看護師にお申し出ください。