治験・臨床試験

治験・臨床試験

薬物療法のエビデンス創出

当院で提供されている治療方法やお薬は、どのような病態・年齢・性別の方に、どのような治療法や薬が最も効果があるのか、どのようなリスクがあるのかについて、多数の患者さんを対象に幅広く客観的な調査研究を行い、エビデンス(この治療法がよいといえる証拠)を確認します。
ここが、民間療法や民間薬と大きく異なるところであり、信頼できる標準治療の根拠となります。
このエビデンスを創出するのが治験・臨床試験であり、陣内病院は、糖尿病にかかわる治験、臨床試験の実施医療機関としての役割も果たしています。

患者さんに1日も早く新しい治療や薬の恩恵を享受いただくために

近年、新薬は、海外で開発~治験~承認の経緯を経て上市されたものが日本に入ってくる形が主流となっています。これらの新薬が日本の保険診療で使えるようになるのは、国内で日本人を対象とした治験が終了した後となりますので、海外より3〜5年遅れてしまいます。治験や臨床試験は、こうした新薬や、新しい治療法、新しい薬の組合せが最適と思われる患者さんにとって、標準治療より数年早くその恩恵を得ていただけるチャンスとなります。

患者さんと薬剤師

made in JAPANの創薬に向けて

患者さんに最適な治療を受けていただくために、日本人による、日本人のための「made in JAPANの創薬」のプロセスに寄与していくことも、陣内病院の使命の1つであると考えています

依頼者の方へ

治験・臨床試験、製造販売後臨床試験や共同研究をご依頼の方は、まず当院治験事務局担当にご連絡ください。